2007年4月更新
−アドインプレッションカウント方法の解説資料について−
インターネット広告推進協議会(JIAA)では2000年のメディアデータに関するガイドライン制定時以来、インターネット広告の表示回数を示す「アドインプレッション」のカウントは、計測の技術的なレベルを反映し、「ユーザーからのアドリクエスト」(リクエストベース)として定義しています。
アメリカIABでは2004年10月にアドインプレッションの定義を変更し、なるべく最終的なユーザーの視聴に近いところでのカウントとして「OTS(Opportunity To See)ベース」での測定方式を推奨しています。
一部の媒体社で「OTSベース」の実現例の1つである「ビーコンカウント」への変更が行われ始めていますが、現在多くの広告システムが「リクエストベース」の測定方式を採用していることを踏まえ、「リクエストカウント*」「ビーコンカウント**」の2つの測定手法の解説資料を作成いたしました。
インターネット広告に関わる皆様のビジネスの一助として活用いただければ幸いに存じます。
インターネット広告推進協議会
■インターネット広告のアドインプレッションの解説 Ver.1.1(2006.11新規作成、2007.4更新)
<目次>
- この資料について
- インターネット広告の概要
- アドインプレッションの概要
- 詳細の解説
* | リクエストカウント:広告リクエストを受けたアドサーバが広告HTMLを返す以前にアドインプレッションをカウントします。 |
** | ビーコンカウント:アドサーバから配信された広告HTMLの中にビーコン(例えば1x1ピクセル透過gifのリクエスト)が含まれており、アドサーバはこのビーコンのリクエストを受信したときアドインプレッションをカウントします。 |